他を想いやる心が才能を芽生えさせる
心を整える

***他を想いやる心が才能を芽生えさせる ***

私は、どんな人も何らかの才能を持って生まれてきているのだとそう思っています。 自分には何の才能も無いと嘆く人も多くいらっしゃいますが、 ただ、その才能は開花していないだけのように感じているのです。

才能が開花しない原因は、その人の生活態度にあり、自分で視野を狭くして過ごしているからだと思うのです。 この世の中には、与えた分しか手に入らないという仕組みが存在しているので、 求めてばかりの生活では、どうしても脳が退化してしまうのでしょう。

私は、誰かの為、何かの為という行為を繰り返す事により、自身の思わぬ才能が見つかったケースを何人も見てきました。 ただ、どんな人も煩悩を満たそうとする本能がある為、自己犠牲となる尽くす行為を続けるのは大変で苦しい事だと思うのです。 ただでさえ、もともと才能がないと自負しているわけですから、自分が誰かの役に立てるはずも無い 、と言う気持ちが先走り、はじめは苦しい偽善行為の繰り返しとなるでしょう。

私自身も『他人と話すのは嫌い(気を使うのが面倒だから)』『国語より数学が好きで文章を書くのは大の苦手』で、 どちらかといえば、一人黙々と作業をする事が好きな人間だったのですが、 相談事のボランティア活動を嫌々始めた事により、他人と話をする事が好きになり、 他人の幸せを願う事ができるようになったのです。まして、忌み嫌われた私の体質が誰かの役に立つなどと 思ってもいませんでした。

私は、他を想う心が脳を進化させるのだと、そう感じています。 誰か、何かの為に役立とうとする思いが、普段の生活態度を大きく変えるのです。 物事を見る視野が広くなり、怒りや苛立ちが極端に少なくなる。 感情に任せた判断が減る事で、物事を冷静に見つめることが出来る。 たった、これだけの事が目の前にある現実を大きく変えるわけです。

もし今、自分の目の前にある現実に不満があるのであれば、 誰か何かの為に出来る事を、出来る限り毎日繰り返してください。 偽善行為で構いませんし、はじめは偽善でしか出来ないと思います。 そして、自分の価値感が変わるまで続けてみるのです。 物事を判断する視点が大きく変わった時、すでに別人の自分になっている事に気づけるはずです。