神の降臨は不徳の多い証
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***神の降臨は不徳の多い証***

私は、自分自身に起きる様々な霊的現象から逃れたくて、いろいろな神社や寺で修行してきました。
何人もの霊能者と呼ばれる方々の下で修行させて頂いた経験もあります。

たまたまかもしれませんが、霊能者の方々は、皆さん『神のお告げがあった』と言いました。
キラキラと輝く光に包まれた観音様が目の前に現れ『世の為人の為に尽くしなさい』と言われた・・
龍神が現れ『世の為、人の為に尽くせ!』と言われた・・
ある日、金色の柱が自分の中に入ってきてどこからか『世の為、人のために働きなさい』と言われた・・
他にも、金粉が手のひらから出るようになり、夢で神のお告げを頂いた・・など
そんな体験をした方々の下で、自らに起きる奇怪な現象の謎解きをした事があるのです。

私自身も同じような体験を何度もしていたので、当時は『自分は神に選ばれたのだ!』と
そう思い込み、霊的な力により尽力するのが当然だと思っていたのです。

しかし、実際には『本当に世の為、人の為になっているのか?』という出来事の方が多く感じるようになり
何人もの霊能者と呼ばれる方々を訪ね、お世話になっては離れと、そんな事を繰り返し
結局、自分一人で修行をするようになりました。

信州の大自然を師として、修行するようになり、私自身が求めていた答えは、私自身の中にあった事に気づきました。
そして『世の為、人の為に尽くせ』と言われ続けてきたのは、その思いが欠如しているからだったと思うようになったのです。

よくよく考えれば、世の為、人の為に尽くす行為は、人が社会で生きる上で当然の行為であり
多くの人が、そんな思いで過ごしている結果、今の豊かな社会があるわけです。

私は、わざわざ神が光臨して、そんなお告げをするのは、『世の為、人の為』という思いが欠如している証だったと
そう、思うようになり、自分自身の過去の言動を振り返れば、明らかに自分の事ばかりで生活してきた事に気づいたのです。
常日頃から、『世の為、人の為』に尽くしている人に、わざわざ神々が光臨して、そんな言葉を告げるわけもなく
一瞬でも『神に選ばれたのだ!』と、思った自分に愚かさを感じました。
ある意味、選ばれたのでしょうが、それは特別にダメ出してくれていたんでしょうね。